今回から、「水と健康」に関する情報を皆様にお届けします。
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今回は、肩こりや腰痛を予防する入浴方法ご紹介します。
同じ姿勢を長くつづけたり、同じ筋肉を長く使うと、筋肉が収縮して堅くなります。
そうなると、堅くなった筋肉に血管が圧迫され、血液循環が悪くなります。
そうなると、筋肉の代謝が悪くなり、血液中に「乳酸」などの疲労物質がたまるようになります。この状態が、「こり」や「痛み」を生じさせる原因となります。
また、視神経などを駆使することが、こりや痛みの原因につながります。
さて、効果的な入浴には、体を温めて血液循環を促したり、疲労物質減少させる効果があります。
肩こり改善のためには、40度くらいのぬるめのお湯にゆっくりとつかるのがコツです。
1・まず、半身浴で体を温めます。半身浴でも、温まった血液が全身を巡るので、徐々に全体がぬくもります。
2・10分ほどつかったら浴槽の中で、右手を左肩、左手で右肩に交互にお湯をかけます。
これは肩を温めるというより、肩の筋肉を動かすウォーミングアップのためです。
3・次に、浴槽に入ったまま、42度くらい熱めのシャワーを肩から首にあてます。
シャワーのもつ水圧と水温による2つの効果で筋肉の血行を良くし、コリを改善します。
4・次に、シャワーを首にあてながら首を左右交互にゆっくりと回します。強く、早くは禁物です。
5・最後に、シャワーを肩に当てながら肩を回す運動をします。
このような入浴中のシャワーを利用した運動は、滞った血液や疲労物質を早く解消するために有効な方法です。
特に、「四十肩・五十肩」などの場合は、動かさないと筋肉が萎縮して治りが遅くなりますので、この運動はおすすめです。ただし、あまりやり過ぎると、かえって疲れてしまうので、かるく5〜10回を目安にしてください。
次に腰痛対策には、入浴中と入浴後の柔軟体操が効果的です。ぬるめ(38度前後)のお湯につかり、その浴槽の中で、左右に腰をゆっくりひねります。また、膝でたって、同じようにひねったり、腰を回したりします。
入浴後は、体が温まっているうちに、軽い腹筋運動や背筋運動を行うと腰痛予防に効果的です。
また、仰向けの姿勢から、両膝を両手で抱え込むストレッチングも有効です。これもやり過ぎは禁物ですので、5〜10回位を目安にしてください。
その翌日は、体の状態をみて、回数を増減させてください。
今回は以上となります、次回の更新をお楽しみに。